
大家好!台湾留学生のDianaです!
突然ですが、みなさんに質問です。
「口味(kǒu wèi)」と「味道(wèi dào)」
どのように使い分けていますか?
私も中国語を勉強し始めた時、この2つの単語をなかなか覚えられず頭を抱えたものです。
どちらも「味」という意味で使われますし、明快に説明するのはとても難しいですよね。

今回の記事では、混乱しやすい「口味」と「味道」を使い方とともにご紹介します。
単語だけを見ると覚えにくいですが、使い方を一緒に覚えるとよく記憶に残りますよ〜!
それでは、どうぞ!

今回の記事はこんな人にお勧め!
・「口味」「味道」をマスターしたい
・中国語の基礎を固めたい
目次
【口味】kǒu wèi
まず、「口味(kǒu wèi)」から見てみましょう。

意味(日本語):味に対する好みを指す
意思(中文):個人對食物等味道的喜好
よって、個人的な好みの「味」を表現したいときは「口味(kǒu wèi)」を使います。
例文を見てみましょう!
【例文1】
媽媽做的飯很適合我的口味。
(お母さんが作る料理は全部私の好みの味だ。)
【例文2】
台灣人的飲食文化很悠久,各地人的口味也不同。
(台湾人の飲食文化は歴史が深い、各地の味はどれも異なる。)
【例文3】
这些菜都是日式口味。
(これらの料理は全部日本味だ。)
味の濃い・薄い
さらに、「口味+形容詞」で味の濃い、薄いを表現することができます。
以下はネイティブもよく使う表現なのでよく覚えておきましょう!
口味很重→味が濃い
口味很輕→味が薄い
例文を見てみましょう!
【例文1】
我比較喜歡重口味的食物。
(私は味が濃い食べ物の方が好きだ。)
【例文2】
這個拉麵的口味比較清淡,不會油膩。
(このラーメンはあっさりしていて、脂っこくない。)

台湾のお友達が美味しい台湾料理屋さんに連れて行ってくれて、「どう?美味しい?」と聞かれても、「好吃(hǎo chī)」としか言い返せずご飯の感想を言う時にすごくプレッシャーになる…
そのような経験ありませんか?
私はいつもプレッシャーに感じてしまいます(笑)
この際に、味を表す形容詞を覚えちゃいましょう!
鬆軟(sōng ruǎn)→ 柔らかい
油膩(yóu nì)→ 脂っこい
濃郁(nóng yù)→ 濃厚な
苦澀(kǔ sè)→ 苦くて渋い
辛辣(xīn là)→ 辛い、刺激が強い
清淡(qīng dàn)→ 薄い、あっさりしている
酸辣(suān là)→ 酸っぱくて辛い
香噴噴(xiāng pēn pēn)/ 香滑(xiāng huá)→ 香ばしい

これで、食レポもどんと来い!ですね(笑)
物事
【味道】wèi dào
次に、「味道(wèi dào)」の意味を見てみましょう!
意味(日本語):味、匂い
意思(中文):舌頭嚐東西所得到的感覺

【例文1】
那奇怪的味道是從哪裡來的啊?
(あの変な匂いはどこから来たの?)
【例文2】
我不喜歡這個味道。
(私はこの味が好きではない。)
【例文3】
他喜歡吃味道甜美的桃子。
(彼は甘い桃が好きだ。)
まとめ
今回は「口味」、「味道」の意味の違いを紹介しました。
今回のポイントを復習しましょう!
口味(kǒu wèi):味に対する好みを指す
味道(wèi dào):味、匂い
これであなたも「」、「」マスターですね!
「なるほど!」「ためになった!」と感じたら中国語を勉強しているお友達にシェアしてあげてくださいね!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます !

次の記事でお会いしましょう!再見!
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