
大家好!台湾留学生のDianaです。
みなさんは留学先の住まいはどのように決めていますか?
一人暮らし、大学の寮、友達とルームシェアするなどなど選択肢は沢山ありますよね。

私は「シェアハウス一択」でした。
なぜシェアハウスを選んだかというと、言語力を最短で伸ばしたかったから。
今回は、「実際に住んでみて感じたメリット・デメリット」、シェアハウスを選ぶ際に「気をつけておくべきポイント」を紹介します。それでは、どうぞ!

今回の記事はこんな人におすすめ!
・台湾留学する予定
・住居がまだ決まっていない
・シェアハウスを考えている
目次
シェアハウスを選んだ理由
まず、台湾留学し始めたときは大学の寮に住んでいました。これは自分で選択したのではなく、台湾進学予備校を通して留学に行った為、1年目は大学寮に住むことが絶対条件だったからです。
ですが、台湾留学に来て感じたこと…

「先生が何言ってるかわかんない…」
台湾留学に来る前、毎日8時間中国語を勉強し、塾の先生にも「良寧は台湾に行っても問題なく暮らせそうだね〜」と褒めてもらえるほど、自分の言語力に自信がありました。
ですが、現実はそう甘くなく1年間中国語を勉強したぐらいでは教授が話していることを完璧に聞き取れるようにはなりません。自分の実力不足を苦しいほどに痛感しました。

また、ルームメイトが全員日本人だった為、台湾留学に来ているのに寮では日本語を話すという状況が続き「このままでいいのかな?」と焦りを感じていました。
そして、言語力を早く身につけたい!その一心でシェアハウスに入居することを決心しました。
初めに住んだのは「BORDERLESS HOUSE」。
住居人の半分は台湾人、もう半分は外国人という決まりがあるのでグローバルな環境なのが特徴です。不思議と中国語、英語、日本語が話せる人が集まってくるので、私は中国語も英語も伸びました。
また、30歳以上は入居できないので大学生や新社会人が多く比較的お友達を作りやすかったです。
次に「半伴」にお引越ししました。
以前暮らしていたシェアハウスも好きだったのですが、中国語だけを話す環境を作りたいと思い、台湾人だけのシェアハウスに入居しました。
決め手は清潔さ、大きなキッチン、住居人の数です。このシェアハウスには20代中旬の男女が17人暮らしているので、私にとってはお姉さん、お兄さんができたような感覚でした。
以上、2つのシェアハウスに住んでみて感じたメリット・デメリットを紹介します。
「メリット」
言語力爆伸び
まず、言語力は必ず伸びます。なぜなら嫌でも、話さないとコミュニケーションを測れないからです。
台湾留学する前、私は1年ほど中国語を学習していましたが、それは「理解する為の中国語」でした。文法・単語を一から習い、ネイティブの方が言っている事をわかるようになる練習を沢山してきました。
ですが、「伝える練習はしてこなかったな」と気付かされました。

シェアハウスに暮らすと、国籍が違う人と生活をするわけですから問題が起きるのも日常茶飯事です。その問題を解決するために、みんなで話し合い、思いを伝える機会も増えます。
シェアハウスに暮らすこと自体がアウトプットの場になるのです。
友達ができる
留学の最大の悩みとも言える「交友関係」。
大学では同年代のお友達ができ、シェアハウスに入ってからは社会人のお友達もできました。

一緒にお料理を作ったり、勉強したり、夜中にUber eatsを頼んで夜更かししたり…
今思い返すと凄く充実していた時間でした。
「デメリット」
1人の時間がない
共同生活をすると「寂しい」と思うことはありませんでしたが、逆に自分の時間が欲しいと感じる時がありました。
特に、試験間近だとリビングで勉強すると話が盛り上がってしまって集中できないし、部屋に戻るとルームメイトに身を使わせてしまう事が多々ありました。

ですので、自分の時間がどうしても必要な方は工夫が必要だなと感じます。
学校から遠い
以前、私は大学からMRTで30分ほど離れたシェアハウスに住んでいたのですが、台湾人のお友達に「どうしてそんな遠いところに住むの!?」と驚かれました。

その子は大学寮に住んでいるので、授業が始まる5分前に寮を出ても間に合う距離に住んでいます。笑
確かに、毎日往復1時間を移動時間に使うのはもったいないな…と今は反省しています。
自由に友達を呼べない
ほとんどのシェアハウスではお家にお友達を呼ぶことは許可されていますが、お部屋に入れることは禁止されています。ルームメイトのプライバシー保護のためでしょうか。

私はお家に呼ぶ際、シェアハウスのグループLINEで「今からお家に友達連れてくるから、家にいる人は一緒にご飯食べよ〜」と声かけしてみんなと一緒にご飯作ったり、話したりしていました。
台湾の方は「あなたの大切なお友達は、私にとっても大切なお友達」という考え方が根付いているので、変なことをしない限り問題ないと思います。
シェアハウスを選ぶときのポイント
台湾人の有無
実は、シェアハウスによってコンセプトがあり、ハウスによって雰囲気が異なります。
1番初めに住んだ「BORDERLESS HOUSE」では「同居人の半分は台湾人、もう半分は外国人」、「30歳以上の方は入居できない」などルールがありました。よって、同居人は大学生や新社会人が多く、お家の中では複数の言語を話すグローバルな環境でした。
また、2つ目の「半伴」では年齢制限はありませんでしたが台湾人中心に同居人の応募をしていたので、ハウスの中は30代前後の台湾人が半数を占めていました。

このように、シェアハウスの会社によって男女比、年齢層、国籍が全く違うので、今後経験できる事や出会う人がかなり変わってきます。ですので、入居前には内見に行き、ハウスの雰囲気を自分の目で確かめることをお勧めします。
(ここだけの話、ネット上の写真と実際の雰囲気が違いとことがほとんどです。)
使っている言語
「台湾にあるシェアハウスだから、ハウスの公用語は中国語」、実際はそうとは限りません。
外国人でも入居可能なハウスは、言語学びたい人が集まってきます。例えば、ハウスの中に日本人が数人いたとして、日本語を勉強したい台湾人が入居してきたとします。すると、主に話される言語は日本語になるでしょう。

ですので、入居人の国籍はチェックしておくべきです!!
設備
住居人の暮らしやすさをサポートするために、シェアハウスには日用品を準備してくれているとこともあります。特に、台湾ではトイレットペーパがないので、ティッシュを大量に使います。
以前住んでいた「半伴」にはティッシュ、ゴミ分別袋、衣服洗剤やキッチン周りのものを揃えてくれていました。

台湾は水道水が飲めないので、お水はコンビニやスーパーで買うのが一般的です。
ですので、コーヒーメーカーとウォーターサーバーがあるのハウスはとても魅力的に感じますね。
シャワールームの数
一緒に暮らす人が多ければ、シャワールームが多くないと生活が困難になりますよね。
特に女性のルームメイトが多い場合、朝メイクするときに鏡の取り合いになりますからね。(笑)

そして台湾はトイレとシャワーが一室になるので、床が湿ってしまう事が多々あります。
ですので、シャワー室とトイレに仕切りがあった方が生活しやすいですね。
まとめ
今回は、シェアハウスのメリット・デメリット、選ぶ際のポイントを体験談を交えてご紹介しました。
シェアハウスによって生活スタイルが全く違うので、気になったら内見にいく!
「なんか違うな…」と思ったら、妥協しないのが素敵なお家に巡り合う秘訣です。

みなさんが素敵なお家に巡り会えますように!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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